看護師として働く時には、事前に生理対策をしておくことが必要です。階段の上り下りが多く、しゃがんだり屈んだりする度に、経血が漏れてしまう可能性があります。整理対策の一つとして、例えばナプキンを選んだ場合のメリットは手軽さです。急に生理になっても、すぐにショーツに装着して使うことができます。また、生理になるとこまめに取り替える必要が出てきますが、ナプキンなら簡単に取り替えられるうえ、使用済みのものをすぐに捨てることも可能です。しかし、ナプキンにはデメリットもあります。それは大きく動くとナプキンがずれてしまう場合がある点で、経血が漏れてしまう可能性があるのです。
一方、生理になった時にタンポンを使うメリットは、経血が流れ出ることがほとんどないため白衣に経血がつく心配がないことでしょう。また、蒸れや匂いも気にならないため、ストレスを感じることはそれほど多くありません。ただし、タンポンは慣れるまでは挿入が難しい点がデメリットです。そのうえ、タンポンは最大で8時間経つと取り出さなくてはいけませんが、その時に手が汚れてしまったり白衣に経血がついたりする可能性があります。タンポンは扱いが難しいため、慣れるまではナプキンと併用する方法を試してみるのも良いでしょう。看護師が生理になった時には、ナプキンとタンポンそれぞれのメリットとデメリットを熟知し、どちらが自分に合っているのかを検討することが必要です。